2018年06月25日

穀物保存用袋をバリア化すると何がいいの?

EVAL™を用いたガスバリア性が高い穀物保存袋は、農業分野でも採用が進んでいます。日本国内ではまだ、あまり普及していませんが、東南アジア地域を中心に、コーヒー豆の保存やトウモロコシのタネ、お米などの保管に採用が進んでいます。

EVALTMを用いた穀物保存袋には、5つの特徴があります。

穀物保存袋の5つの特徴

  1. 保存時の品質劣化を防ぎます
  2. 微生物や虫を退治します
  3. 穀物の長期保管が可能です
  4. 高い発芽率を維持します
  5. 廃棄物量の削減します

1.保存時の品質劣化を防ぎます

収穫物を袋にいれて保管している時、酸素によって中身の品質が劣化していきます。でも、EVALTM
を用いた穀物保存袋は酸素バリア性が高いため、保存時の中身の品質劣化を防ぎます。

2.微生物や虫を退治します

東南アジアなどの地域では、まだまだ作業現場の環境が悪く収穫物を袋に充填している時に虫(コクゾウムシなど)、虫の卵やバクテリアなどが紛れ込んでしまいます。そのため、袋の中に入った虫によって折角収穫した収穫物が虫に食べられてしまいます。虫による食害を防ぐため、1~2か月に1度保存袋を開封して殺虫剤を散布し虫にによる食害を防いでいます。
しかし、EVALTMを用いた穀物保存袋を使用すると袋の中に虫や虫の卵が紛れてしまっても、EVALTMによって袋の外からの酸素侵入を防ぎ、虫が呼吸で出す二酸化炭素を外に漏らさないため、虫は自分たちの呼吸や中の穀物の呼吸で窒息死してしまい増えることができません。

3.穀物の長期保管が可能です

麻袋やバリア性のないプラスチックフィルムで保管していた時はコクゾウムシの食害を防ぐため、2~3か月に1度開封して袋の中をくん蒸処理する必要がありましたが、EVALTMを用いた穀物保存袋では、そのような作業をしなくても長期間保存することが出来ます。

4.廃棄物量の削減します

収穫後に保存するために保存袋に入れて保管してるのに、虫によって食べられてしまい出荷量が減ってしまうことがあります。ひどい時には袋の中の1/4くらい食べられてしまうこともあります。EVALTMを用いた穀物保存袋を使用することで、 虫の害によって出荷出来なくなり、廃棄してしまう量を削減出来ます。

5.高い発芽率を維持します

種子を保存する際、発芽率を維持するため休眠状態にして保存します。EVALTMを用いた穀物保存袋に種子を入れて保存すると、種子の周りの酸素濃度を一定に保つことが出来、種子の発芽率を高く保つことが可能です。

 

表  穀物保存袋中の虫害によるロス率(%)

1か月 2か月 3か月 4か月 5か月 6か月
EVAL™袋 0 0 0 0 0 0
PE袋 5.3 6.6 9.6 11.4 12.3 17.1
PE+Zip 3.0 5.5 6.4 7.8 9.2 13.4
布袋 3.4 7.7 9.4 11.9 13.7 23.0
PP織袋 5.1 9.7 12.2 14.3 15.9 24.2
麻袋 4.9 8.9 10.8 12.8 14.5 25.5
  • コーヒー豆袋中のゾウムシによるロス率

 

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お知らせ

2019年09月27日
農業Week2019「第9回 国際 農業資材EXPO」に出展
2019年04月19日
産学官連携ジャーナルに掲載された高知大学 西村安代准教授の記事「親水性樹脂の可能性 -培地利用-」を紹介いたします。

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